重要な位置を占めるものだ。
昔はとっても貧乏でテレビが買えなかった時代があって
そのころラジオから流れてくる落語が唯一の娯楽だった
...なんて泣かせる話があるわけではない。
S36生まれなので子供のころから家にテレビはあった。
白黒テレビだったがな。
まあそんなことは良いとしてだ、なぜか落語が好きだっ
たわけだ。小さい時分から。おじいちゃんが好きで一緒
に聞いていたわけでもないのに、なぜかラジオで良く聞
いていた。
同じ話でも噺家によって全然味が違うので、落ちがわかっ
ていてもつい聞いてしまう。
だからと言って寄席に行って聞くというわけでもない。
地方に住んでいるので寄席などないのだ。
なぜここまで落語が好きなのか。
考えてみたんだが、良くは分からない。
あの雰囲気...たら〜っとした感じが好きなんだろうと思う。
きっと前世は与太郎かなんかだったに違いない。
亡くなった桂枝雀さんが一番好きだった。
良くマネをしていたもんだ。
桂枝雀全集も買い込んで何度も聞いているくらいだ。
茶漬け閻魔と雨乞い源兵衛はほんとよく聞いたなぁ。
今じゃあ有線で落語が流れているだけで落ち着く。
何の話なのか聞こえなくても、聞いていないくても
落ち着くくらい。もう完全にBGMとして私のヒーリン
グミュージックならぬ、ヒーリングトークになって
るわけだね。
秋分の日にまた枝雀を聞こう。


